看護現場でよくあるトラブルと対策

世の中から病気が無くなる事はなく、常に病院には患者さんがいる状態である。ここでは、内科の看護師はどのような仕事を行っているのかについてまとめてみた。

内科は風邪やインフルエンザなどの病気を治療、改善させる事を中心に仕事する。例えば患者さんの薬を準備し、状態が悪ければ注射や点滴などの処置をとるなどだ。また相手の症状の原因が生活習慣病などである場合は、改善策や予防策をアドバイスする事で症状を緩和させる処置をとる場合もある。

特に内科でトラブルになりやすい事は、患者さんとの口論になってしまう事だろう。病気は一目で分かるようなものでなく、患者さんからすれば原因が分かるまで不安にかられる事になる。

逆に看護師から見れば患者さんから伝えられる情報が全てなので、原因が判明するまで時間がかかってしまう事もあるだろう。この時原因特定までスムーズに進まないとお互いイライラしてしまい口論に発展しやすい。

また原因特定を間違えてしまう事もトラブルに繋がる。病気によっては判断が難しい物も存在しており、一週間以上たっても症状が改善されない場合はその可能性が出てくるだろう。

こういったトラブルを回避するためには、やはりコミュニケーション能力を鍛えておくのが良いだろう。例えば症状がチクチクする、刺したような痛みがある、バクバクするなど表し方は病気や人によって変わってくる。自分と相手の表現が違ってくると診断を間違えてしまう可能性もあるため、より詳しい状態を聞き出すなど対策が必要になるだろう。

また現在どのような病気が流行っているのかなど、常に最新の情報を手に入れておく事も重要だ。あらかじめ対策をとっておけば、トラブルを未然に防ぐ事が可能である。